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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成30年度 秋期 基本情報技術者試験問題と解説

問18

スケジューリングに関する記述のうち、ラウンドロビン方式の説明として、適切なものはどれか。

ア 各タスクに、均等にCPU時間を割り当てて実行させる方式である。

イ 各タスクに、ターンアラウンドタイムに比例したCPU時間を割り当てて実行させる方式である。

ウ 各タスクの実行イベント発生に応じて、リアルタイムに実行させる方式である。

エ 各タスクを、優先度の高い順に実行させる方式である。


正解


解説

ア 正しい。ラウンドロビン方式は、各プロセスを待ち行列の順にタイムクウォンタムずつ 実行し、終了しないときは待ち行列の最後につなぐ方式のことであり、各タスクに一定のCPU時間を割当てるプリエンプティブなスケジューリング方式である。

イ 処理時間順方式と混同させるための選択肢と考えらえる。処理時間順方式は、処理時間の短いジョブに高い優先度を与える方式である。

ウ イベントドリブン プリエンプション方式の説明である。

エ 優先度順方式の説明である。

問17 目次 問19