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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問73

製造業の企業が社会的責任を果たす活動の一環として、雇用創出や生産設備の環境対策に投資することによって、便益を享受するステークホルダは、株主、役員、従業員に加えて、どれか。

ア 近隣地域社会の住民

イ 原材料の輸入元企業

ウ 製品を購入している消費者

エ 取引をしている下請企業


正解


解説

ステークホルダーとは利害関係者のことである。

ア 正しい。雇用創出や環境対策によって製造業の企業周辺の住民にとって便益を享受できるし、環境保護にも役立つ。

イ 雇用創出によって、輸入元の外国企業のメリットにはあまりつながらない。

ウ 雇用創出は、製品を購入している他地域の消費者に対し直接便益を享受するとは言えない。

エ 取引をしている下請企業が企業の地域内にあれば正解になり得るが、そういった記載がないため誤りである。

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