本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成29年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問46

組込み機器のソフトウェア開発にプラットフォーム開発を適用する利点として、適切なものはどれか。

ア 機器ごとにソフトウェアを新規に設計するので、最小のコードサイズで最大の性能を実現できる。

イ 機器ごとのハードウェアとソフトウェアの結合テストを不要にできる。

ウ ソフトウェアを複数の異なる機器に共通して利用することが可能になるので、ソフトウェア開発効率を向上できる。

エ 複数の機器に共通のバグが発生したとき、ソフトウェアのプラットフォーム部分をバグの原因から除外できる。


正解


解説

ア プラットフォーム開発は共通の基盤を開発後に、機器ごとにソフトウェアを開発する方式である。共通部分のソースコードのうち、機器に使用されない部分もあるため、機器として捉えた場合、最小のコードサイズにはなり得ない。

イ 機器ごとのハードウェアとソフトウェアの結合テストは必要である。

ウ 正しい。

エ 複数の機器に共通のバグが発生したとき、ソフトウェアのプラットフォーム部分がバグの原因と考えられる。

問45 目次 問47