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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 春期 高度情報技術者試験問題と解説

問6

4ブロックのキャッシュメモリC0〜C3が表に示す状態である。ここで、新たに別のブロックの内容をキャッシュメモリにロードする必要が生じたとき、C2のブロックを置換の対象とするアルゴリズムはどれか。

┌─────┬─────┬──────┬────┐
│キャッシュ│ロード時刻│最終参照時刻│参照回数│
│ メモリ │(分:秒)│ (分:秒) │    │
├─────┼─────┼──────┼────┤
│  C0  │ 0:00 │ 0:08 │ 10 │
├─────┼─────┼──────┼────┤
│  C1  │ 0:03 │ 0:06 │  1 │
├─────┼─────┼──────┼────┤
│  C2  │ 0:04 │ 0:05 │  3 │
├─────┼─────┼──────┼────┤
│  C3  │ 0:05 │ 0:10 │  5 │
└─────┴─────┴──────┴────┘

ア FIFO

イ LFU

ウ LIFO

エ LRU


正解


解説

ア FIFO (First In, First Out) は、先入れ先出しにより置換するアルゴリズムである。
C0のブロックが置換の対象となる。

イ LFU (Least Frequently Used) は、参照された頻度 (回数) が最も少ないものを置換対象とするアルゴリズムである。
C1のブロックが置換の対象となる。

ウ LIFO (Last In, First Out) は、後入れ先出しにより置換するアルゴリズムである。
C3のブロックが置換の対象となる。

エ 正しい。LRU (Least Recently Used) は、参照されていない時間が最も長いページを置換対象とするアルゴリズムである。

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