当期の建物の減価償却費を計算すると、何千円になるか。ここで、建物の取得価額は10,000千円、前期までの減価償却累計額は3,000千円であり、償却方法は定額法、会計期間は1年間、耐用年数は20年とし、残存価額は0円とする。
ア 150 イ 350 ウ 500 エ 650
ウ
10,000千円の建物の1年間の減価償却費は、償却方法が定額法で耐用年数が20年、残存価格が0円であるから、単純に取得価格を耐用年数で割って、
10,000 ÷ 20 = 500千円/年である。
前期までの減価償却累計額の3,000千円に惑わされないようにする。
ちなみに、減価償却累計額が3,000千円ということは、取得後6年が経過しており、当期は7年目である。
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