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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 春期 基本情報技術者試験問題と解説

問22

図に示す、1桁の2進数 x と y を加算して、z (和の1桁目) 及び c (桁上げ) を出力する半加算器において、AとBの素子の組合せとして、適切なものはどれか。

 

   ┌──────┬──────┐
   │   A   │   B   │
 ┌─┼──────┼──────┤
 │ア│排他的論理和│論理積   │
 ├─┼──────┼──────┤
 │イ│否定論理積 │否定論理和 │
 ├─┼──────┼──────┤
 │ウ│否定論理和 │排他的論理和│
 ├─┼──────┼──────┤
 │エ│論理積   │論理和   │
 └─┴──────┴──────┘


正解


解説

半加算器の計算結果は以下の通りである。
0+0 = 00
0+1 = 01
1+0 = 01
1+1 = 10

zが和の1桁目、cが桁上げであり、zだけに注目すると
(0, 0) → 0
(0, 1) → 1
(1, 0) → 1
(1, 1) → 0
これは、排他的論理和である。

また、cだけに注目すると
(0, 0) → 0
(0, 1) → 0
(1, 0) → 0
(1, 1) → 1
これは、論理積である。

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