クライアントサーバシステムにおいて、利用頻度が高い命令群をあらかじめサーバ上のDBMSに格納しておくことによって、クライアントサーバ間のネットワーク負荷を軽減する仕組みはどれか。
ア 2相コミットメント
イ グループコミットメント
ウ サーバプロセスのマルチスレッド化
エ ストアドプロシージャ
エ
ア 2相コミットメントは、分散データベースシステムにおいて、一連のトランザクション処理を行う複数サイトに更新処理が確定可能かどうかを問い合わせ、全てのサイトが確定可能である場合、更新処理を確定する方式である。
イ グループコミットメントは、複数の操作を同期を取って1つのグループとしてまとめ、1回のコミットメントで複数の書き込みを行う方式である。
ウ マルチスレッドは、プロセッサ上でスレッド (プログラムの実行単位) レベルの並列化を実現し、プロセッサの利用効率を高める方式である。
エ 正しい。なお、プロシージャは、一つにまとめられた一連の処理手順のことである。
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