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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問57

ITサービスマネジメントのプロセスの一つである構成管理を導入することによって得られるメリットはどれか。

ア ITリソースに対する、現在の需要の把握と将来の需要の予測ができる。

イ 緊急事態においても最低限のITサービス基盤を提供することによって、事業の継続が可能になる。

ウ 構成品目の情報を正確に把握することによって、他のプロセスの確実な実施を支援できる。

エ 適正な費用で常に一定した品質でのITサービスが提供されるようになる。


正解


解説

ISO/IEC 20000では、ITサービスマネジメントプロセスは以下の4つに分類される。

@サービス提供プロセス
サービスレベル管理、サービスの報告、サービス継続及び可用性管理、サービスの予算業務及び会計業務、容量・能力管理 (キャパシティ管理)、情報セキュリティ管理

A関係プロセス
事業関係管理、供給者管理

B解決プロセス
インシデント及びサービス要求管理、問題管理

C統合的制御プロセス
構成管理、変更管理、リリース管理及び展開管理

ITサービスマネジメントの構成管理は、ITサービスを効率的、効果的に提供するために必要となるIT資産を正確に維持・管理するプロセスである。

ア キャパシティ管理の導入メリットである。

イ サービス継続及び可用性管理の導入メリットである。

ウ 正しい。

エ サービスレベル管理予算業務及び会計業務の導入のメリットと考えられる。

問56 目次 問58