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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問39

JIS Q 27000で定義された情報セキュリティの特性に関する記述のうち、否認防止の特性に該当するものはどれか。

ア ある利用者がシステムを利用したという事実を証明可能にする。

イ 意図する行動と結果が一貫性をもつ。

ウ 認可されたエンティティが要求したときにアクセスが可能である。

エ 認可された個人、エンティテイ又はプロセスに対してだけ、情報を使用させる又は開示する。


正解


解説

JIS Q 27000では否認防止は「主張された事象又は処置の発生、及びそれを引き起こしたエンティティを証明する能力。」と定義されている。

ア 正しい。

イ 信頼性の説明である。
意図する行動と結果とが一貫しているという特性。

ウ 可用性の説明である。
認可されたエンティティが要求したときに、アクセス及び使用が可能である特性。

エ 機密性の説明である。
認可されていない個人、エンティティ又はプロセスに対して、情報を使用させず、また、開示しない特性。

問38 目次 問40