手順@〜Bに従って処理を行うものはどれか。
@ 今後の一定期間に生産が予定されている製品の種類と数量及び部品構成表を基にして、その構成部品についての必要量を計算する。
A 引当て可能な在庫量から各構成部品の正味発注量を計算する。
B 製造/調達リードタイムを考慮して構成部品の発注時期を決定する。
ア CAD
イ CRP
ウ JIT
エ MRP
エ
ア CAD (Computer Aided Design) はコンピュータを使って設計するシステムのことである。建築、機械、土木、自動車、半導体、アパレルなどその分野は広い。
イ CRP (Capacity Requirements Planning = 能力所要量計画) は、 製造工程における設備や人員能力を勘案し、負荷分散してバランスをとり、生産効率を高めることであり、MRPの概念を拡張したものである。
物流用語としてのCRP (Continuous Replenishment Program = 連続補充方式) は、商品などが売れた数量に基づいて、随時在庫を補充するシステムのことである。
ウ JIT (Just In Time) は、必要なものを、必要な時に、必要な量だけ生産する方式のことである。
エ 正しい。MRP (Material Requirements Planning = 資材所要量計画) は、生産計画に合わせて、部品や原材料の必要量を計算し、在庫量を勘案して必要な発注量と発注時期を決定することである。
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