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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問69

RFM分析において、特にR (Recency) と F (Frequency) をそれぞれ三つに分類した。表の各セルに対する考察のうち、適切なものはどれか。
            ┌──────────────┐
            │     Frequency     │
            ├────┬────┬────┤
            │20回以上│19〜5回 │4回以下 │
 ┌────┬─────┼────┼────┼────┤
 │    │60日以内 │ AA │ AB │ AC │
 │    ├─────┼────┼────┼────┤
 │Recency │61〜120日 │ BA │ BB │ BC │
 │    ├─────┼────┼────┼────┤
 │    │121日以上 │ CA │ CB │ CC │
 └────┴─────┴────┴────┴────┘

ア AAに分類される顧客には、2度目以降の再購入を促進する特典提示や購入のお礼状が重要である。

イ ACに分類される顧客には、コストを掛けてはならないので、マーケティング費用削減が重要である。

ウ CAに分類される顧客は、離反しているおそれがあるので、離反していないかの調査が重要である。

エ CCに分類される顧客に対しては、個人的なおもてなしを重視し、季節の挨拶などが重要である。


正解


解説

RFM分析 (Recency,Frequency,Monetary analysis) は、顧客の購買行動を、Recency (最新購買日)、Frequency (累計購買回数)、Monetary (累計購買金額) の枠組みで捉えて、顧客分析を行う手法である。

ア AAに分類される顧客は優良顧客であり、個人的なおもてなしを重視し、季節の挨拶などが重要である。

イ ACに分類される顧客には、2度目以降の再購入を促進する特典提示や購入のお礼状が重要である。

ウ 正しい。久しく来店していない顧客である。

エ CCに分類される顧客に対しては、コストを掛けてはならないので、マーケティング費用削減が重要である。

問68 目次 問70