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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問54

PMBOKによれば、脅威となるマイナスのリスクと、好機となるプラスのリスクの、どちらのリスクに対しても採用される戦略はどれか。

ア 回避

イ 共有

ウ 受容

エ 転嫁


正解


解説

マイナスのリスク対応策は以下の4つがある。
 リスクの回避・・・リスクの発生原因を取り除く
 リスクの低減・・・リスク発生の可能性を減らす
 リスクの転嫁 (移転) ・・・リスクとその結果を第三者に転嫁して避ける
 リスクの受容 (保有) ・・・リスクがあることを確認するが、処置は講じない

また、プラスのリスク対応策は以下の4つがある
 リスクの活用・・・好機が確実に到来するように策を講じる
 リスクの共有・・・好機をとらえる能力の高い第三者に権限を移転する
 リスクの強化・・・リスク発生の可能性を高める
 リスクの受容・・・積極的な活用をしないが、好機到来時に利益を享受する

ア マイナスのリスクに対して採用される戦略である。

イ プラスのリスクに対して採用される戦略である。

ウ 正しい。どちらのリスクに対しても採用される戦略である。

エ マイナスのリスクに対して採用される戦略である。

問53 目次 問55