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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成28年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問19

タイムクウォンタムが2秒のラウンドロビン方式で処理されるタイムシェアリングシステムにおいて、プロセス1〜3が逐次生成されるとき、プロセス2が終了するのはプロセス2の生成時刻から何秒後か。ここで、各プロセスはCPU処理だけで構成され、OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。また、新しいプロセスの生成と中断されたプロセスの再開が同時に生じた場合には、新しく生成されたプロセスを優先するものとする。

 ┌────┬────┬─────────────┐
 │プロセス│生成時刻│単独で処理された場合の時間│
 ├────┼────┼─────────────┤
 │  1  │ 0秒後 │      5秒      │
 ├────┼────┼─────────────┤
 │  2  │ 3秒後 │      7秒      │
 ├────┼────┼─────────────┤
 │  3  │ 6秒後 │      5秒      │
 └────┴────┴─────────────┘

ア 12  イ 14  ウ 16  エ 17


正解


解説

 時刻  :01234567891011121314151617
プロセス1: ○○○○    ○   
プロセス2:     ○○   ○○  ○○ ○
プロセス3:       ○○   ○○  ○

プロセス2は、3秒後に生成され、17秒後に終了するため、終了するのは生成時刻から14秒後である。

なお、プロセス2の生成時刻の3秒後は、プロセス1が処理中であるためプロセス2は待ち状態となる。
6秒後は、題意よりプロセス1よりプロセス3が優先される。

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