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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問14

あるシステムにおいて、MTBFとMTTRがともに1.5倍になったとき、アベイラビリティ (稼働率) は何倍になるか。

ア 2/3

イ 1.5

ウ 2.25

エ 変わらない


正解


解説

アベイラビリティ (稼働率) は、以下の式で求める。
 アベイラビリティ = MTBF/(MTBF+MTTR)

MTBF
(Mean Time Between Failure = 平均故障間隔) は、稼働してから故障までの平均稼働時間のことである。
MTTR (Mean Time To Repair = 平均修理時間) は、故障から次の稼働まで (復旧まで) の時間、つまり、修理時間である。

MTBFとMTTRがどちらも1.5倍になったときのアベイラビリティは
1.5×MTBF / (1.5×MTBF+1.5×MTTR)
= 1.5×MTBF / 1.5× (MTBF+MTTR)
MTBF / (MTBF+MTTR)

つまり変わらない

問13 目次 問15