システム全体のスループットを高めるために、主記憶装置と低速の出力装置とのデータ転送を、高速の補助記憶装置を介して行う方式はどれか。
ア スプーリング
イ スワッピング
ウ ブロッキング
エ ページング
ア
ア 正しい。スプーリングは、主記憶装置と低速の入出力装置との間のデータ転送を、補助記憶装置を介して行うことによって、システム全体の処理能力を高めることである。
イ スワッピングは、システム資源全体の利用率の向上などのために、主記憶と補助記憶の間でプロセスを単位として領域の内容を交換することである。
ウ ブロッキングは、記憶装置の読込みや書込み効率を上げるために、複数のデータをまとめることである。
エ ページングは、メモリ領域を「ページ」と呼ばれる領域に分割し、物理的アドレスとは別に仮想アドレスを割り当てて管理する方式である。
問15 | 目次 | 問17 |