2層クライアントサーバシステムと比較した3層クライアントサーバシステムの特徴として、適切なものはどれか。
ア クライアント側で業務処理専用のミドルウェアを採用しているので、業務処理の追加・変更などがしやすい。
イ クライアント側で業務処理を行い、サーバ側ではデータベース処理に特化できるので、ハードウェア構成の自由度も高く、拡張性に優れている。
ウ クライアント側の端末には、管理が容易で入出力のGUI処理だけを扱うシンクライアントを使用することができる。
エ クライアントとサーバ間でSQL文がやり取りされるので、データ伝送量をネットワークに合わせて最少化できる。
ウ
3層クライアントサーバシステムは、以下の3つの層から構成される。
プレゼンテーション層: ユーザーインターフェース (入出力) の層
ファンクション層: 入力データや検索結果を加工する層
データ層: データの更新や照会を行う層
なお、プレゼンテーション層はアプリケーション層とも呼ばれる。
ア 業務処理はサーバ側のファンクション層で行う。
イ 業務処理はサーバ側のファンクション層で行い、データベース処理はサーバ側のデータ層で行う。
ウ 正しい。
エ SQL文のやりとりは、サーバ側のファンクション層とデータ層間でやり取りされる。
問12 | 目次 | 問14 |