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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問43

家庭内で、PCを無線LANとブロードバンドルータを介してインターネットに接続するとき、期待できるセキュリティ上の効果の記述のうち、適切なものはどれか。

ア IPマスカレード機能による、インターネットからの不正侵入に対する防止効果

イ PPPoE機能による、経路上の盗聴に対する防止効果

ウ WPA機能による、不正なWebサイトへの接続に対する防止効果

エ WPS機能による、インターネットからのウイルス感染に対する防止効果


正解


解説

ア 正しい。IPマスカレードは、NAPT (Network Address Port Translation) を実装した時の名称である。
また、NAPT (Network Address Port Translation) は、1つのグローバルIPアドレスを複数のプライベートIPアドレスで共有するための技術である。

イ PPPoE (Point to Point Protocol over Ethernet) は、イーサーネット上でPPPを実現するためのプロトコルである。暗号化を行っていないため、経路上の盗聴に対する防止効果はない。

ウ WPA (Wi-Fi Protected Access) は、無線LANの暗号化方式の規格である。
WPA2 (Wi-Fi Protected Access 2) は、Wi-Fiアライアンスが認定した無線LANの暗号化方式の規格であり、AES暗号に対応している。

エ WPS (Wi-Fi Protected Setup) は、無線LANに端末を簡単に接続するためのセットアップ規格のことである。

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