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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問11

RAIDの種類 a、b、c に対応する組合せとして、適切なものはどれか。
 ┌──────────┬────┬────┬────┐
 │  RAIDの種類  │  a  │  b  │  c  │
 ├──────────┼────┼────┼────┤
 │ストライピングの単位│ ビット │ブロック│ブロック│
 ├──────────┼────┼────┼────┤
 │ 冗長ディスクの構成 │ 固定 │ 固定 │ 分散 │
 └──────────┴────┴────┴────┘

   ┌─────┬─────┬─────┐
   │  a  │  b  │  c  │
 ┌─┼─────┼─────┼─────┤
 │ア│RAID3│RAID4│RAID5│
 ├─┼─────┼─────┼─────┤
 │イ│RAID3│RAID5│RAID4│
 ├─┼─────┼─────┼─────┤
 │ウ│RAID4│RAID3│RAID5│
 ├─┼─────┼─────┼─────┤
 │エ│RAID4│RAID5│RAID3│
 └─┴─────┴─────┴─────┘


正解


解説

RAID0〜6までの7つのレベルがある。
RAID0 (ストライピング)
データを複数台のディスクに分散して書き込み、アクセスを高速度化する。

RAID1 (ミラーリング)
2台のディスクに同じ内容を書き込み、高信頼性を実現する。

RAID2
ビット単位でのエラー訂正用のハミング符号を書き込む専用ディスクを用意し、高信頼性を実現する。

RAID3
ビット単位でのエラー訂正用のパリティコードを専用ディスク (パリティディスク) に書き込む方式である。

RAID4
ブロック単位でのエラー訂正用のパリティコードを専用ディスク (パリティディスク) を書き込む方式である。

RAID5
RAID4のパリティディスクを分散させ、パリティディスクへのアクセス集中を防止することで高速度と高信頼性を実現する。

RAID6
RAID5のパリティディスク部分を2重化し、高信頼性を実現する。同時に任意の2つのディスクに障害が発生しても、データを復元できる。

問10 目次 問12