従業員番号と氏名の対が n 件格納されている表に線形探索法を用いて、与えられた従業員番号から氏名を検索する。この処理における平均比較回数を求める式はどれか。ここで、検索する従業員番号はランダムに出現し、探索は常に表の先頭から行う。また、与えられた従業員番号がこの表に存在しない確率を a とする。
ア (n+1)/2 + na/2
イ (n+1)(1−a)/2
ウ (n+1)(1−a)/2 + n/2
エ (n+1)(1−a)/2 + na
エ
線形検索法は最初から順番に検索していく方法である。
検索する従業員番号が表に存在する場合の平均比較回数は、(n+1)/2であり、
検索する従業員番号が表に存在しない場合の比較回数は、必ず表の最後まで検索することになるので、常にnである。
従って、平均比較回数は
(n+1)/2 × (1−a) + n × a
= (n+1)(1−a)/2 + na である。
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