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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 春期 高度情報技術者試験問題と解説

問3

記憶領域を管理するアルゴリズムのうち、ベストフィット方式の特徴として、適切なものはどれか。

ア 空きブロック群のうち、アドレスが下位のブロックを高い頻度で使用するので、アドレスが上位の方に大きな空きブロックが残る傾向にある。

イ 空きブロック群のうち、要求された大きさを満たす最小のものを割り当てるので、最終的には小さな空きブロックが多数残る傾向にある。

ウ 空きブロックの検索にハッシュ関数を使用しているので、高速に検索することができる。

エ 空きブロックをアドレスの昇順に管理しているので、隣接する空きブロックを簡単に見つけられ、より大きな空きブロックにまとめることができる。


正解


解説

ア ファーストフィット方式の特徴に近い。
ファーストフィット方式は、メモリの空きブロックを先頭から探して、必要なサイズを割り当てることができる連続した空きブロックが見つかったら、その領域を割当てる方式である。

イ 正しい。

ウ ベストフィット方式では、ハッシュ関数は使用しない。記憶領域上では、ハッシュ関数は主に高速にデータを検索するために使われる。

エ ファーストフィット方式の特徴に近い。

問2 目次 問4