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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問76

図は、定量発注方式の在庫モデルを表している。発注 a の直後に資材使用量の予測が変わって、納品 a の直前の時点における在庫量予測が安全在庫量Sから@で示されるXになるとき、発注 a 時点での発注量Eに対する適切な変更はどれか。ここで、発注直後の発注量の変更は可能であり、納品直後の在庫量は最大在庫量を超えないものとする。

 

ア E+S−Xを追加発注する。

イ K+S−Xを追加発注する。

ウ K−Xの発注取消を行う。

エ X−Sの発注取消を行う。


正解


解説

数値に当てはめると解きやすい。

安全在庫量S10個
発注点での在庫量K50個
最大在庫量を100個とする。
このとき、発注量E90個である。ここで、問題にあるように安全在庫量X35個になったとする。

90個発注すると、在庫が3590 = 125個となり、最大在庫量をオーバーしてしまう。
従って、351025個の発注取消を行う。(結局65個の発注である。)

ア 90103565個の発注であれば、正しい選択肢となる。

イ 501035 = 25個の追加発注すると、最大在庫量は150個となる。

ウ 5035 = 15個の取消しをすると、90−15 = 75個の発注となり、最大在庫量は35+75 = 110個となってしまう。

エ 正しい。

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