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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成25年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問35

1バイトのデータを16進2桁で表した後、先頭にパーセント記号を付けて %1A のような3バイトのASCII 文字列にする変換はパーセントエンコーディングと呼ばれる。例えばUTF-8でエンコードされた“α”の16進表示はCEB1なので、これをパーセントエンコーディングしたものは%CE%B1となる。パーセントエンコーディングが使用される場合はどれか。

ア HTTPのベーシック認証でAuthorizationヘッダにパスワード情報を指定する場合

イ Webページのフォーム上の漢字をHTTPのGETメソッドでサーバに送る場合

ウ サブジェクトに日本語の文字を含む電子メールを送る場合

エ フランス語やドイツ語のアルファベットを使った電子メールを送る場合


正解


解説

ア ベーシック認証は、利用者IDとパスワードを “:” で連結したものを、BASE64でエンコードしAuthorizationヘッダで指定して認証する方法である。パーセントエンコーディングは使用されない。

イ 正しい。

ウ パーセントエンコーディングはURLエンコードとも呼ばれ、URI (Uniform Resource Identifier) で使用できない文字を扱う場合に使用される。

エ ウと同様であり、電子メールを送る場合には使用されない。

問34 目次 問36