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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成25年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問19

仮想記憶方式におけるプログラムやデータの格納方法に関する記述のうち、適切なものはどれか。

ア 一つのプログラムや一連のデータは、主記憶装置及び補助記憶装置で必ず連続した領域に格納される。

イ 頻繁に参照されるプログラムやデータが主記憶装置に格納されているので、仮想記憶を用いない場合に比べて主記憶の平均アクセス時間が短くなる。

ウ プログラムやデータを補助記憶装置に格納し、必要に応じて主記憶に読み込むので、主記憶の見かけの容量を拡大できる。

エ ページアウトされたプログラムやデータがシステムの停止後も補助記憶装置に保持されるので、再起動後に主記憶の内容が復元される。


正解


解説

ア 必ずしも連続した領域に格納される訳ではない。

イ 仮想記憶方式では、ページフォルト発生時にオーバーヘッドが発生するため、仮想記憶を用いない場合に比べて主記憶の平均アクセス時間が長くなる。

ウ 正しい。

エ 再起動後に主記憶の内容は初期化される。

問18 目次 問20