図に示すIPネットワークにおいて、端末aから端末bへの送信パケットをモニタツールで採取した。パケットのヘッダ情報に含まれるアドレスの組合せとして、適切なものはどれか。
┌─────┬─────┬─────┬─────┐
│ 宛先MAC │送信元MAC │ 宛先IP │送信元IP│
│ アドレス │ アドレス │ アドレス │ アドレス │
┌─┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│ア│端末b │端末a │端末b │端末a │
├─┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│イ│端末b │端末a │ルータ2 │ルータ1 │
├─┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│ウ│ルータ2 │ルータ1 │端末b │端末a │
├─┼─────┼─────┼─────┼─────┤
│エ│ルータ2 │ルータ1 │ルータ2 │ルータ1 │
└─┴─────┴─────┴─────┴─────┘
ウ
端末aと端末bは異なるネットワークに存在するため、直接通信できず、ルーターを介することになる。
IPネットワークでは、パケットのヘッダー情報に含まれる宛先IPアドレスと送信元IPアドレスは変わらないが、宛先MACアドレスと送信元MACアドレスは通信経路によって変化する。
従って、ルータ1からルータ2への送信パケットのヘッダ情報は、以下の通りとなる。
宛先MACアドレス: ルータ2
送信元MACアドレス: ルータ1
宛先IPアドレス: 端末b
送信元IPアドレス: 端末a
問35 | 目次 | 問37 |