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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成24年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問48

プログラムに“事実”と“規則”を記述し、プログラム言語の処理系がもつ導出原理によって結論を得るプログラミングパラダイムであって、エキスパートシステムの開発に適しているものはどれか。

ア オブジェクト指向プログラミング

イ 関数型プログラミング

ウ 手続型プログラミング

エ 論理型プログラミング


正解


解説

ア オブジェクト指向プログラミングはデータと手続きをまとまりとして管理する考え方でである。C++やJavaが該当する。

イ 関数型プログラミングは、関数をベースにプログラミングする。代表的なプログラミング言語に Lips がある。

ウ 手続型プログラミングは、処理と分岐と繰り返しでプログラミングする言語である。COBOL, FORTRAN, C言語などが該当する。

エ 正しい。代表的なプログラミング言語に Prolog がある。
なお、エキスパートシステムは、健康診断などの検査結果から医療診断をしたり、複雑な思考のシミュレーションを行うなど、専門家の知識を蓄積し専門家の代わりを行うシステムのことである。

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