ストアドプロシージャの特徴を生かして通信回数を減らしたシステムをクライアントサーバシステムで実現するとき、クライアントとサーバの機能分担構成はどれか。ここで、データベースアクセス層はDB層、ファンクション層はFN層、プレゼンテーション層はPR層とそれぞれ略す。
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│ クライアント │ サーバ │
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│ア│DB層とFN層とPR層│DB層 │
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│イ│FN層とPR層 │DB層とFN層 │
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│ウ│FN層とPR層 │DB層とPR層 │
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│エ│PR層 │DB層とFN層とPR層│
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イ
ストアドプロシージャは、データベースへの更新や検索などの一連の処理手順をひとつにまとめて、データベースサーバ側に保存したものである。
また、クライアントサーバシステムの3層アーキテクチャは、以下の3つの層から構成される。
プレゼンテーション層: ユーザーインターフェース(入出力)の層
ファンクション層: 入力データや検索結果を加工する層
データ層: データの更新や照会を行う層
DB層は、サーバ機能、PR層は、クライアント機能であるが、FN層は、サーバとクライアントの両方の間で機能する層である。
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