システムの信頼性設計に関する記述のうち、フェールオーバの説明はどれか。
ア 障害が発生した場合でも、処理やデータをほかの処理装置に自動的に引き継ぎ、切り替え処理を意識させない。
イ 障害が発生した場合に、それが原因で危険な結果にならないよう、常に安全側の状態にする。
ウ 人間の過失などが原因で予期されない使い方をしても、信頼性や安全性を損なわない。
エ 部品やサブシステムに信頼性の高いものを用いることによって、システム自体の故障発生を極力少なくする。
ア
ア 正しい。
イ フェールセーフの説明である。
ウ フールプルーフの説明である。
エ フォールトアボイダンスの説明である。
なお、フォルトトレランスは、システムを構成要素のうち、信頼性に大きく影響するものを予備として複数備えることによって、システムを継続的に稼働させるという、システムの信頼性を高める考え方のことである。
問15 | 目次 | 問17 |