表は、現行プロジェクトのソフトウェアの誤りの発生、除去の実績及び次期プロジェクトにおける誤り除去の目標を記述したものである。誤りは、設計とコーディングの作業で埋め込まれ、デザインレビュー、コードレビュー及びテストですべて除去されるものとする。次期プロジェクトにおいても、ソフトウェアの規模と誤りの発生状況は変わらないと仮定したときに、テストで除去すべきソフトウェア誤りの比率は全体の何%となるか。
・ソフトウェアの誤りが埋め込まれる工程別の割合
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│ 現行プロジェクトの実績 │次期プロジェクトでの予測│
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│ 設計 │誤り件数全体の50% │誤り件数全体の50% │
├───────┼────────────┼────────────┤
│ コーディング │誤り件数全体の50% │誤り件数全体の50% │
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・ソフトウェアの誤りがレビューで除去される割合
┌────────────┬────────────┐
│ 現行プロジェクトの実績 │次期プロジェクトでの目標│
┌───────┼────────────┼────────────┤
│ デザインレビュー │設計時に埋め込まれた誤り│現行プロジェクトのデザイ│
│ │全体の50%を除去 │ンレビューの実績の1.5倍 │
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│コードレビュー│コーディング時に埋め込ま│現行プロジェクトのコード│
│ │れた誤り全体の40%を除去 │レビューの実績の1.5倍 │
└───────┴────────────┴────────────┘
ア 17.5 イ 25 ウ 30 エ 32.5
エ
現行プロジェクトの実績では、設計時の誤り件数が全体の50%であり、デザインレビューでその50%が除去されるので、除去できる割合は
50% × 50% = 25%である。
次期プロジェクトで除去される割合は、実績の1.5倍を目標としているため
50% × 50% × 1.5 = 37.5%
また、現行プロジェクトの実績では、コーディング時の誤り件数が全体の50%であり、コードレビューでその40%が除去されるので、除去できる割合は
50% × 40% = 20%である。
次期プロジェクトで除去される割合は、実績の1.5倍を目標としているため
50% × 40% × 1.5 = 30.0%
従って、テストで除去すべきソフトウェア誤りの比率は
1− (37.5%−30.0%) = 32.5となる。
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