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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成22年度 春期 応用情報技術者試験問題と解説

問34

DBMSのロールフォワードを説明したものはどれか。

ア 更新前ログ情報によって、直近の整合性のとれた状態に回復する。

イ 障害のもととなったプログラムを修正し、再実行によって回復する。

ウ チェックポイント情報と更新後ログ情報を使って回復する。

エ データベースのレコードの内容を、SQLを使って直接修正する。


正解


解説

ア ロールバックの説明である。
ロールバックは、トランザクション処理の途中で障害が発生したような場合に、トランザクションログを用いてトランザクション開始時点の状態に戻すことである。

イ プログラムに起因する障害時の修復方法である。

ウ 正しい。ロールフォワードは、データベースに障害が発生したような場合に、チェックポイントまでのデータを再現し、トランザクションログを用いて、障害直前の状態に戻すことである。

エ データ復旧方法の一つである。

なお、トラブルの大きな原因は操作ミス、データの不整合、プログラムバグである。

問33 目次 問35