プログラムの局所参照性に関する記述のうち、適切なものはどれか。
ア 繰り返し呼ばれる手続をサブルーチン化すると、サブルーチンの呼出しと復帰のために分岐命令が増えるので、必ず局所参照性は低下する。
イ 同様の処理を反復する場合、ループやサブルーチンを用いずにプログラムにコードを繰り返して記述する方が、局所参照性は高くなる。
ウ 分岐命令などによって、メモリを短い時間に広範囲に参照するほど、局所参照性は高くなる。
エ ループによる反復実行のように、短い時間にメモリの近接した場所を参照するプログラムの局所参照性は高くなる。
エ
局所参照性は、一つのリソースに対して複数回アクセスする際に、効率よくアクセスするための考え方のことである。時間的局所性、空間的局所性、逐次的局所性の3種類が存在する。
ア 繰り返し呼ばれる手続をサブルーチン化すると、局所参照性は向上する。
イ ループやサブルーチンを用いずにプログラムにコードを繰り返して記述すると局所参照性は低下する。
ウ メモリを短い時間に広範囲に参照すると、局所参照性のうち、空間的局所性が低下する。
エ 正しい。局所参照性のうち、時間的局所性が高くなる。
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