ECCメモリで、2ビットの誤りを検出し、1ビットの誤りを訂正するために用いるものはどれか。
ア 偶数パリティ
イ 垂直パリティ
ウ チェックサム
エ ハミング符号
エ
ア 偶数パリティは、検査対象となるデータに対して、2進数の1の個数が偶数になるようにパリティビット (検査ビット) を付加する検査方式である。
1ビットの誤りを検出できるが、1ビットの誤りを訂正することはできない。
イ 垂直パリティは、ビット列をブロック単位 (7ビットなど) に区切り、ブロック毎に、パリティビットを付加する検査方式である。
1ビットの誤りを検出できるが、1ビットの誤りを訂正することはできない。
ウ チェックサムは、検査対象データの合計値を検査用に付加する検査方式である。
計算結果の誤りを検出できる。
エ 正しい。ハミング符号は、データに冗長ビットを付加して、1ビットの誤りを訂正できるようにしたものである。
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