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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成22年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問62

対象業務を、データ構造に着目して可視化するとき、データを実体、関連、属性という三つの要素でモデル化する表記法はどれか。

ア DFD

イ E-R図

ウ 状態遷移図

エ 流れ図


正解


解説

ア DFD (Data Flow Fiagram) は、企業のビジネスプロセスを、データフロー、プロセス、データストア (ファイル)、データ源泉/データ吸収の四つの基本要素で抽象化して表現するための技法である。

イ 正しい。E-R図 (Entity Relationship Diagram) は、概念データモデルを、エンティティ (実体) とリレーションシップ (関連) で表現することによって、データ構造やデータ項目間の関係を明らかにするための技法である。

ウ 状態遷移図は、現在の状態と発生したイベントや条件によって、次の状態を表すモデルのことである。状態マシン図、ステートマシン図とも呼ばれる。

エ 流れ図は、データや作業・処理の流れを表した図式のことである。フローチャートとも呼ばれる。

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