本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

平成22年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問43

Autorun.inf を悪用したUSBワームの説明のうち、適切なものはどれか。

ア USB接続可能なICレコーダは、音声データを取り扱うものなので、USBワームに感染することはない。

イ 暗号化USBメモリは、メモリ上のデータが暗号化されているので、USBワームに感染することはない。

ウ 自動実行するワーム自体をUSBメモリ内のAutorun.infファイルに埋め込む。

エ 特定ワームのファイル名を登録したAutorun.inf ファイルをUSBメモリ内に生成する。


正解


解説

ア ICレコーダであっても、USBワームに感染するリスクがある

イ 暗号化USBメモリでも、パスワード入力して正常に認識すればUSBワームに感染するリスクがある

ウ Autorun.inf ファイルにはワーム自体を埋め込むことはできない

エ 正しい。Autorun.inf ファイルは通常、インストールCDやインストールDVD内に格納されており、そのCDやDVDがパソコンにセットされた時に、Autorun.inf ファイル内に書かれた実行ファイル (主にインストール) が自動的に実行される。

問42 目次 問44