公開鍵暗号方式によって、暗号を使って n人が相互に通信する場合、異なる鍵は全体で幾つ必要になるか。ここで、公開鍵、秘密鍵をそれぞれ一つと数える。
ア n+1
イ 2n
ウ n(n−1)/2
エ log2n
イ
一人につき公開鍵が1個と秘密鍵が1個必要である。従ってn人が相互に通信する場合は
n×2個 = 2n個の鍵が必要である。
なお、秘密鍵暗号の場合は、送信者と受信者で同一の鍵を使用するため、一人につき相手毎に異なる n−1個の鍵を持つ必要がある。
ただし、例えばAさんとBさんが秘密鍵で通信するには、秘密鍵を共通で使えるため、全体では少なくとも n(n−1)/2 個の鍵が必要になる。
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