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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成22年度 秋期 応用情報技術者試験問題と解説

問9

動作クロック周波数が700MHzのCPUで、命令の実行に必要なクロック数及びその命令の出現率が表に示す値である場合、このCPUの性能は約何MIPSか。

┌───────────┬────────┬─────┐
│   命令の種別   │命令実行に必要な│出現率(%)│
│           │ クロック数  │     │
├───────────┼────────┼─────┤
│レジスタ間演算    │    4    │  30  │
├───────────┼────────┼─────┤
│メモリ・レジスタ間演算│    8    │  60  │
├───────────┼────────┼─────┤
│無条件分岐      │   10   │  10  │
└───────────┴────────┴─────┘

ア 10  イ 50  ウ 70  エ 100


正解


解説

命令実行に必要な平均のクロック数は
4×30% + 8×60% + 10×10%
= 1.2 + 4.8 + 1.0 = 7.0である。

動作クロック周波数が700MHzであるから、1秒間で 700,000,000回転、つまり700,000,000クロックである。

従って、問題のCPUでは、1秒間に
700,000,000 ÷ 7.0 = 100,000,000回、命令実行できる。
1MIPSは1秒間に 1,000,000回実行できるので、CPUの性能は100MIPSであることが分る。

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