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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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令和元年度 技術士第一次試験問題(再)【専門科目】

Ⅲ-29

DNSのリソースレコードに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

① セカンダリDNSサーバへのゾーン転送間隔は、NSレコードに定義する。

② ドメイン名が存在しなかったという情報の保持時間は、SOAレコードに定義する。

③ ドメインのDNSサーバやドメインの権限を委譲しているDNSサーバのホスト名はCNAMEレコードに定義する。

④ ホスト名に対応するIPv4アドレス及びIPv6アドレスは、Aレコードに定義する。

⑤ メールサーバのDKIMで利用される公開鍵は、MXレコードに定義する。


正解


解説

DNS (Domain Name System) はアルファベットのドメイン名とIPアドレスの相互変換のために用いられる。

① セカンダリDNSサーバへのゾーン転送間隔は、SOAレコードに定義する。

② 正しい。

③ ドメイン名やホスト名の別名 (エイリアス) をCNAMEレコードに定義する。

④ IPv4アドレスはAレコード、IPv6アドレスはAAAAレコードに設定する。

⑤ メールサーバのホスト名をMXレコードに定義する。
なお、DKIM (DomainKeys Identified Mail) は、受信したメールが詐称メールかどうかを調べるための電子署名方式の送信ドメイン認証技術である。

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