プログラムのリファクタリングに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ リファクタリングとは、外部から見たときの振舞いを保ちつつ、理解や修正が簡単になるように、ソフトウェアの内部構造を変化させることである。
A リファクタリングは、新しい機能を追加しようとする際に行うべきではない。
B リファクタリングを定期的に行うと、プログラムの設計が劣化する。
C リファクタリングには、コメントを丁寧に書くことで、コードの安易な変更が積み重なって劣化した構造を隠蔽することも含まれる。
D “不吉な臭い”と称されるコードの悪い兆候を感じたときにリファクタリングを終了する。
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@ 正しい。リファクタリングは、プログラムの入出力は変えずに、ソースコードの構造を変更し、後々の改修などを、容易にすることである。
A リファクタリングは、新しい機能を追加しづらいような場合に行うものである。
B リファクタリングを定期的に行っても、プログラムの設計に影響を与えない。
C リファクタリングはコメントの充実よりもソースコードを整理することが目的である。
D 不吉な臭いはリファクタリングするタイミングを経験則でなんとなく感じることである。
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