下記のUMLのユースケース図に関する記述として、最も適切なものはどれか。
@ ユースケースDはユースケースAとユースケースCの共通の振舞いを抽出したものである。
A ユースケースAの振舞いの中のXの段階で、ユースケースDが実行される。
B ユースケースBの実行後にユースケースAが実行される。
C ユースケースBの振舞いの中のXの段階で、ユースケースAが実行される。
D ユースケースAとユースケースCの実行後にユースケースDが実行される。
@
includeは「包含」のことである。
ユースケースAの中にユースケースDが含まれている。
ユースケースCの中にユースケースDが含まれている。
extendは「拡張」のことである。
ユースケースAの途中で、ユースケースBをすることがある。
さて、インターネットで何か商品を買うことを想定してみると判りやすい。
ユースケースA:商品を注文する。
拡張点X:会員登録する。
ユースケースB:クレジットカード情報を登録する。
ユースケースC:注文をキャンセルする。
ユースケースD:商品を指定する。
@ 正しい。「商品を指定する」は注文の時とキャンセルの時の共通の振舞いである。
A 会員登録段階で、商品指定しない。
B 必ずしもクレジットカード情報を登録後に、商品を注文する訳ではない。
C クレジットカード情報を登録中の会員登録の段階で、商品注文しない。
D 商品注文と、商品キャンセル後に商品を指定することはない。
V−14 | 目次 | V−16 |