本文へスキップ

技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


Since 2016.4.19

令和6年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

V−9

FPGA (Field Programmable Gate Array) に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ フラッシュメモリは書き換え回数に限度があるため、FPGAのメモリには採用されない。

A アンチヒューズ型FPGAはプログラムが不揮発かつ、複数回のプログラム書き換えを行うことが可能である。

B SRAM (Static Random Access Memory) 型FPGAでは、必要な論理演算結果を得るためにLUT (Look-Up Table) を使用する。

C GPU (Graphics Processing Unit) はFPGAの一種である。

D FPGAは、マクロセルバンクと呼ばれる、組合せ回路や順序回路で構成されるファンクションブロックと、AND/ORアレイで構成される。


類題

H30 V-8


正解

B


解説

@ フラッシュメモリは、FPGAのメモリに採用されている。使う頻度に応じてある程度の寿命はあるが、書き換え回数は数千回〜数十万回程度、可能である。

A アンチヒューズ型FPGAは、プログラムが不揮発だが、電圧を加えて接続状態にするヒューズで構成されているため、1回しかプログラムの書き込みができない。

B 正しい。

C GPUはプロセッサの一種で、FPGAはPLD (Programmable Logic Device) の一種である。

D CPLD (Complex Programmable Logic Device) に関する説明である。

V−8 目次 V−10