コンピュータネットワークで使用される伝送メディアの説明として、最も不適切なものはどれか。
@ STPケーブルは、ノイズが多い場所や高い周波数が必要な通信で多く利用される。
A UTPケーブルは、ケーブル品質をカテゴリという数字で細かく決めており、数字が大きくなるほど、最大伝送距離が長くなる。
B UTPケーブルには、終端のピンを同じ配列でまっすぐに結線したストレートケーブルと、何本か交差して結線したクロスケーブル (クロスオーバーケーブル) がある。
C 同軸ケーブルは、初期のイーサネットで使用されていたケーブルであり、外部からのノイズを遮断して高周波でも品質の高い信号を伝送することができる。
D 光ファイバケーブルは、光を通すコアと、コアを覆うクラッドの2層で構成されている。
A
@ STP (Shielded Twist Pair) ケーブルは、単にツイストペアケーブルと呼ばれることが多い。
A 不適切である。UTPケーブルは、ケーブル品質をカテゴリという数字で細かく決めており、数字が大きくなるほど、速い通信に対応している。
B UTP (Unshielded Twisted Pair) ケーブルは、一般的なLANケーブルに多い。
C 正しい説明である。
D 光ファイバケーブルは曲げに弱く、断線してしまうと使えなくなるので取り扱いには注意が必要である。
V−31 | 目次 | V−33 |