DFD (Data Flow Diagram) 作成の基本ルールの説明として、最も不適切なものはどれか。
@ プロセス名、データ名の曖昧な言葉に注意する。プロセス名は、特定の目的語に作用する動詞を使って「〜を〜する」と付ける。データ名は、名詞と形容詞を使用して付け、処理を意味するものを含めてはならない。
A ダイアグラム内のプロセスの粒度に注意する必要はあるが、階層の分割数には制限が無い。
B ダイアグラム、プロセスに番号をつける。ダイアグラムには、その上位レイアのプロセスから引き継いだ番号を付与する。ダイアグラム内のプロセスには、その中で番号を付与する。
C プロセス、フローの配置を整理する。ダイアグラム内のプロセスは左上から右下にデータが流れ、データフローはできるだけ交差しないように配置する。
D データストアは、データの一時貯蔵庫として使用する。プロセス間で一時的に保管されるデータは、データストアを用いて表す。データストア名は、名詞を使用し、そのストアに出入りするすべてのフローを代表した名前を付ける。
A
@ データ名に形容詞が使用されているのはあまり見かけないが、不適切な表現ではない。
A 不適切である。階層の分割数には明確なルールはないが、階層を深くすると図が複雑になってしまう。
B 番号は 1.1.1 のように付与していく。
C プロセスは丸印や角が丸い四角形で表現し、フローは矢印で表現する。
D データストアは、右側に線のない四角形や二本線で表現する。
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