アジャイル型のソフトウェア開発法として代表的なエクストリームプログラミングに関し、提唱者であるKent Beck 提唱者であるKent Beckの主張として次のうち、最も適切なものはどれか。
@ エクストリームプログラミングは、あらゆる規模のチームに使える。
A エクストリームプログラミングは、曖昧で急速に変化する要件には対応できない。
B 問題に遭遇したとしても、それがコミュニケーションの欠如によるものなのか自問する必要はない。
C うまくいかない解決策であっても、それを捨てる必要はない。勇気を持って新しい解決策をみつけるようなことは、チームの信頼を損なうので慎むべきである。
D プロジェクトメンバ間の尊敬の念は、無用な上下関係を生み出すので生産性を下げることになる。
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エクストリームプログラミングは、ユーザー要求や仕様変更のリスク軽減のために、ユーザーや開発者間のコミュニケーションを重視し、コーディングとテストに重点を置き、常にフィードバックを行って再設計やプログラム修正をしていくソフトウェア開発手法である。
@ 正しい。提唱者であるKent Beck は、エクストリームプログラミングは「あらゆる規模のチームに使える」と主張している。
A エクストリームプログラミングは、曖昧で急速に変化する要件に対応できる。
B エクストリームプログラミングはコミュニケーションを重視するため、問題に遭遇した場合には、それがコミュニケーションの欠如によるものなのかを検討する。
C エクストリームプログラミングでは、コミュニケーション、シンプル、フィードバック、勇気、尊重の5つの価値を重視するが、うまくいかない解決策は捨てて、新しい解決策を探す勇気も求められる。
D エクストリームプログラミングは、尊重を重視する。
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