IEEE802.11方式の無線LAN (Local Area Network) のセキュリティに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ SSID (Service Set Identifier) というパスワードをユーザごとにあらかじめ設定登録することで、登録されたパスワードと異なる値を設定された端末からのアクセスを拒否できる。
A WPA2 (Wi-Fi Protected Access 2) は共通鍵暗号方式であるAES (Advanced Encryption Standard) を採用している。
B 端末固有のMAC (Media Access Control) アドレスを利用して、アクセスを制限する方式をMACアドレススプーフィングと呼ぶ。
C 通信フレームを暗号化するWEP (Wired Equivalent Privacy) では、暗号処理の負荷が軽いブロック暗号のDES (Data Encryption Standard) が用いられる。
D 無線LANのアクセスポイントで動的にSSIDを変更する機能をステルス機能と呼ぶ。
A
@ SSID (Service Set Identifier) は、無線LANのアクセスポイントの識別名のことである。
A 正しい。WPA2 (Wi-Fi Protected Access 2) は、Wi-Fiアライアンスが認定した無線LANの暗号化方式の規格である。
B MACアドレススプーフィングは、MACアドレスを偽装することである。スプーフィングには「騙す」という意味がある。
C WEP (Wired Equivalent Privacy) は、初期の無線LANの暗号化規格である。RC4 (Ron's Code 4 = 無線LANにおける共通鍵暗号方式の一つ) が採用されていた。
D ステルス機能は、アクセスポイントが発信する電波にSSIDを含めないようにする機能である。
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