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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成29年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−4

マルチコアプロセッサに関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

@ 1つの命令で複数の演算を並列に実行できる点が最大の特徴である。

A 2つのプロセッサコアからなる場合は、デュアルコアプロセッサという。

B 複数のプロセッサコアを1つのパッケージに集積したマイクロプロセッサをいう。

C マルチコアで用いられる処理方式にはSMP (Symmetric Multi-processing) 方式とAMP (Asymmetric Multi-processing) 方式がある。

D ソフトウェアから見ると、マルチプロセッサと同じように利用できる。


正解

@


解説

@ 不適切である。マルチコアプロセッサは、複数のプロセッサを並列に動作させることである。マルチコアプロセッサは、異なる処理を互いに独立して実行する。
ちなみに、1つの命令で複数のデータに対して同じ処理を並列に行うのは、SIMD (Single Instruction/Multiple Data) である。

A 正しい。

B 正しい。

C SMP (対称型マルチプロセッシング) は、複数のCPUで1つのメモリを共有し、処理を均一に分散させ、並列処理を行う方式のことである。
AMP (非対称型マルチプロセッシング) は、機能が異なるプロセッサを配置し、メモリを共有しない非対称な方式のことである。ASMPとも言う。

D 正しい。

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