次のうち、DCモータの回転速度を制御するために用いられるPWM (Pulse Width Modulation) 方式の記述として最も不適切なものはどれか。
@ 簡便な回路によって実現できるため、マイコン向きの制御方式としてよく用いられる。
A パルス電圧のオンとオフの波形の幅を同一にするのが望ましい。
B LEDの制御に応用し、明るさを調整するために利用できる。
C パルス電圧のオンとオフの比率 (デューティ比) を変化させることによって、モーターの回転速度を制御できる。
D マイコンのソフトウェアにおいて、パルス幅の制御にカウンタやタイマICを用いる場合がある。
A
@ D/A変換 (デジタル/アナログ変換) が不要なため、マイコン周辺の制御回路を簡便にできる。
A 不適切である。PWM制御は、モータのオン/オフ制御をパルスによって行うパルス制御法の発展形で、パルス幅を変調することでDCモータの回転速度を制御する。
B PWMは、LEDの色を変えず、明るさを変えることができる。
C デューティ比は、オンとオフの比率であるが、オンの時間をH、オフの時間をLとすると、デューティ比 (%) = H/(H+L)×100 (%) である。
D 正しい記述である。
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