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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成28年度 技術士第一次試験問題【専門科目】

V−17

ソフトウェアのテストの中で、ホワイトボックステストとして、最も適切なものはどれか。

@ アドホックテスト

A 組合せテスト

B 制御パステスト

C 同値クラステスト

D 負荷テスト


正解

B


解説

@ アドホックテストは、テスト仕様書等を使わずに、場当たり的にバグが出やすい操作を行ってテストすることである。アドホック (adhoc)に は「その場限りの」とか「暫定的な」という意味がある。

A 組み合わせテストは、多数の入力条件やパラメータの値をいろいろ組み合わせてテストすることである。すべての組み合わせでテストするのは大変であるため、直交表を用いてテストする方法とオールペア法 (=ペアワイズ法) の2つがある。どちらも、合理的に条件を組み合わせて少ないパターンでバランスよく最適なテストが可能である。

B 正しい。制御パステストは、プログラムのすべてのソースコードが実行されるようにデータを与えてテストすることであり、ホワイトボックステストの一つの技法である。

C 同値分割テストは、プログラムの入力を、同じような結果を出力するものにクラス分けしてテストすることであり、同値クラステストは分割された同値クラス内で、同じ結果が得られるかをテストすることである。いずれもブラックボックステストの一つの技法である。
同値分割テストと同値クラステストを同じとみなす場合もある。

D 負荷テストは、システムに大量データや大量アクセスで負荷をかけ、システムに支障をきたさないかをテストすることである。

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