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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成27年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−20

次のうち、アメリカ国立標準技術研究所 (NIST) が定義するクラウドコンピューティングの説明として最も適切なものはどれか。

@ SaaS (Software as a Service) モデルの利点は、ユーザが任意のアプリケーションソフトウェアを導入できることである。

A MaaS (Module as a Service) はクラウドを使って分散処理を提供するサービスモデルである。

B IaaS (Infrastructure as a Service) モデルでは、ユーザはオペレーティングシステムの管理や操作に意識を払う必要がない。

C PaaS (Platform as a Service) はパブリッククラウド向けのアプリケーションを開発するための環境をプライベートクラウド上で提供するサービスモデルである。

D ハイブリッドクラウドはクラウドデプロイメントモデルの一つである。


正解

D


解説

@ 任意のアプリケーションを導入するというよりは、ユーザー固有のアプリケーションを導入できることがSaaSの利点。不適切な選択肢でもないが、Dに比べると最も適切でもない。

A MaaSは、ミドルウェアを提供するサービスモデルであり、分散処理に限らない

B OSやストレージ、アプリケーションの制御が可能であり、意識を払う必要がある

C PaaSは、パブリッククラウド向けのアプリケーションの開発に限らない

D 正しい。クラウドデプロイメントモデルには、4つの実装モデルとしてパブリッククラウドプライベートクラウドハイブリッドクラウドコミュニティクラウドがある。
ハイブリッドクラウドは、パブリッククラウドとプライベートクラウドの組合せである。
なお、デプロイメントは、配備、配置、展開の意味合いを持つ。

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