下記の (A) 〜 (E) は、UMLのステートマシン図で用いられる構成要素である。これら構成要素に関する記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ (A) は履歴状態指示子を表す要素であり、実施されたすべての遷移についての履歴情報が蓄積されることを意味する。
A (B) は遷移を表す要素であり、ある1つの状態に着目したとき、その状態を遷移先とする遷移は最大で1個まで記述できる。
B (C) は退場点を表す要素であり、1つのステートマシン図に対して最大で1個まで記述できる。
C (D) はコンポジット状態を表す要素であり、ある状態の内部に、さらにいくつかの状態遷移があることを意味する。
D (E) は直交状態を表す要素であり、破線で区切られた領域のうち少なくとも1つの領域の状態遷移が終了すれば、直交状態から別の状態へ遷移できる。
C
@ 浅い履歴を表す要素であり、最後にアクティブだった状態に戻る。例えば、TVの電源を入れた時、電源を切る前に見ていたチャンネルが表示されているようなイメージである。
A 遷移先は複数記述できる。
B 退場点 (EXIT) であり、1つのステートマシン図で複数記述できる。
C 正しい。
D 直交状態を表すが、破線で区切られた領域の両方が終了すれば、別の状態へ遷移できる。
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