Linuxオぺレーテイングシステムに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
@ API (Application Programming Interface) はプロセス同士の通信のために用意されたものである。
A あるプロセスから別のプロセスにCPUの割り当てが切り替わるのは、周辺装置からCPUへの割り込みが発生したときだけである。
B C言語で書かれたプログラムにおいて、mallocにより確保されるメモリはヒープ領域に確保され、ローカル変数の保存場所はスタック領域に確保される。
C アプリケーションプログラムとカーネルのCPU命令実行モードは異なる。その理由はオペレーティングシステムの高速化にある。
D スレッドは複数のプロセスにまたがって実行させるプログラムの流れのことである。
B
@ APIは、異なるアプリケーションやソフトウェア間で互いにやり取りするためのインターフェース仕様のことである。
プロセス同士の通信のために用意されたものには、ソケット、共有メモリ、パイプなどがある。
A 他にもCPU時間を使いきった時などでも切り替わる。
B 正しい。
C カーネルモードでは任意の命令を実行できるがアプリケーションプログラムでは、できる命令に制限がある。「OSに関するデータが壊れないようにする為」などがその理由である。
D スレッドは、1つのプロセスをCPUが処理できる最小の処理単位に分割したものである。
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