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技術士試験(情報工学部門)・情報技術者試験。ファーストマクロ。


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平成26年度 技術士第二次試験問題【必須科目】

T−18

ホワイトボックステストの1つであるデータフローテストに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

@ データフロー図をもとに、データフロー関係を網羅するようにテストケースを定める。

A プログラムの入力を、同じような結果を出力するものにクラス分けしテストケースを定める。

B ユーザが行う操作をユースケースから収集し組み合わせることでテストケースを定める。

C プログラム中の変数が定義される場所、及び使用される場所に基づいてテストケースを定める。

D メッセージキューや共有データ領域を介して通信するタスクの組合せからテストケースを定める。


正解

C


解説

ホワイトボックステストは、システムの内部構造の観点から、ロジックや制御の流れが正しいかを検証する。
代表的な技法に「データフローテスト」や「制御フローテスト」があり、他にも「データ構造テスト」「クラス構造テスト」などがある。
さらに制御フローテストには網羅基準として「命令網羅」「分岐網羅」「条件網羅」などがある。

ブラックボックステストは、システムの内部構造ではなく、機能仕様に着目し、様々な入力に対して、仕様どおりの出力が得られるかを検証する。
代表的な技法に「境界値テスト」「デンジョンテーブルテスト」があり、他にも「ユースケーステスト」「状態変遷テスト」「データバリエーションテスト」などがある。
さらに、境界値テストには「限界値分析」「同値分割」などがある。

@ データバリエーションテストに近い記述である。

A ブラックボックステストの同値分割の記述である。

B ブラックボックステストのユースケーステストの記述である。

C 正しい。

D 結合テストに関する記述である。

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